この家の最大のポイントは、玄関を入って正面の木製手作り螺旋階段です。階段の中心には直径30センチの桧の丸太柱があります。ゆったりとした昇降スペースの階段にするため、階段室は奥行き・幅とも2.1ｍの広さを確保しました。また、階段西側には、3階建ての大きな建物があり、やや暗さを懸念して1F・2FともH=2m、W=1.9mの大きなガラスサッシを採用し、採光プラス空間を広く見せるよう施工する予定です。
そして、理想的なコストカットのひとつとして、2Fの床のJパネル（1820×910×35mm） は1F天井も兼ねています。これは生活音を完全には遮断できませんが、 1F天井はギリギリまで高く、さらに梁構造があらわしになるので気持ちよい開放感が得られます。
2Fロフトも、居間・寝室・子供部屋それぞれの部屋から利用でき、収納スペースも配慮されています。
素材・気密・断熱・通気・耐震にこだわった、じょうぶで頑固な建物になっています。